研究室一覧
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エレクトロニクス材料系
岩谷研究室
教授岩谷 素顕
研究室サイト|http://nitride.meijo-u.ac.jp/iwaya/index.htm
半導体工学研究室の研究内容の紹介|https://youtu.be/Z8LX-Egexis
UV-B半導体レーザの開発|https://youtu.be/BDcl7aZ46C8
深紫外半導体レーザ、マイクロLEDディスプレイ、紫外線センサー
青色LEDの材料である窒化物半導体材料を用いた紫外線レーザ、紫外線LED、紫外線受光素子、高効率太陽電池などの研究を行っています。これらのデバイスは医療、工業、社会の発展に大きく貢献できるデバイスです。
上山研究室
教授上山 智
超高効率白色LEDと半導体ナノ構造
窒化物半導体結晶材料の高品質化、ナノ構造を含むプロセス技術の確立と、それらの新技術を駆使した高性能白色LED、半導体レーザーなどの新しい半導体発光デバイスの実現を目指しています。
竹内研究室
教授竹内 哲也
半導体レーザーと新規窒化物半導体材料
青色LEDを発展させて、網膜走査ディスプレイのための青色面発光レーザやコロナウイルス不活化のための高効率深紫外LEDなどの新規光デバイスの実用化を目指しています。こうした新規光デバイス実現に必要な新材料(AlInN、GaNの酸化)の創製や新機能(多層膜反射鏡、トンネル接合)の発現などの基礎研究にも積極的に取り組んでいます。
成塚研究室
教授成塚 重弥
結晶成長とナノエレクトロニクス
本研究室では、結晶成長をキーワードとして次世代の光・電子集積回路(OEIC)、高出力発光素子、パワーデバイスのための基盤技術の研究をおこなっています。グラフェン、量子井戸、量子ドット等のナノエレクトロニクス材料に関する研究にも力を入れ、新分野の開発に挑んでおります。
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応用物理系
六田研究室
教授六田 英治
真空技術と表面原子構造の制御
超硬金属のタングステンを用いたナノ電子材料開発。0.000000000000001気圧(百兆分の1気圧)の真空をつくり、不純物の混入を極限まで抑えた高純度材料をつくります。
✓ 表面での物理と化学の研究
✓ タングステンを用いたナノ電子ビーム材料、自己修復ナノ材料
✓ 高輝度電子ビームを搭載する電子顕微鏡の開発
宮嶋研究室
教授宮嶋 孝夫
超短パルス半導体レーザと半導体基礎物性評価
超短パルス光を発生させる次世代半導体レーザを実現させる研究を行っています。
この新規デバイスは、生体深部を観察可能な3次元バイオイメージングや夜間でも利用可能な自動運転車用センサーなどの小型光源として期待されています。また、新規デバイスを実現するには、作製技術とともに結晶評価技術の向上が重要と考え、世界最大級の大型放射光施設であるSPring-8を使った半導体基礎物性評価も行なっています。
田中研究室
准教授田中 崇之
金属ナノ粒子触媒のガス中TEM観察
ナノサイズの金属ナノ粒子は、有用な化学反応を進行させるための触媒として、環境浄化や燃料節約に広く利用されています。最近の研究で、化学反応中の触媒は様々な構造変化を伴うことが明らかになってきました。そこで田中研では写真1のような透過電子顕微鏡(TEM)でガス中の触媒の構造の変化を観察できる装置を開発し、触媒がガスに触れたときにおこる構造変化を直接調べています。
例えば、金ナノ粒子触媒に酸素(O2)を導入すると成長が観察される異相界面(写真2)は、化学反応が進行する活性サイトの候補の一つで、触媒反応の本質を解明する手がかりになると考えられます。ガス中での触媒のふるまいを解明することで、将来的には触媒の活性や寿命を改善することを目指します。
今井研究室
准教授今井 大地
半導体光物性と新規光計測技術の開拓
紫外や可視光域で光るLED、半導体レーザー等に応用されている半導体材料を、光がもつ様々な性質を利用して詳細に調べています。
光の目を利用すれば、肉眼ではとらえることのできない様々な物理現象を観測することができます。その技術を利用して、既存のデバイスの更なる高機能化や、新しいデバイスアイディアの創出に挑戦しています。また未知の材料物性を明らかにするための新たな光計測技術開拓にも取り組んでいます。
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機械材料系
宇佐美研究室
教授宇佐美 初彦
表面改質とトライボロジー
摩擦や摩耗、潤滑といった表面の相互作用を対象とする学問領域であるトライボロジーに関する研究に関して、主として表面改質と表面形状制御(テクスチャリング)の観点から研究に取り組んでいます。エネルギー損失の主因である摩擦抵抗低減の可能性を追及しています。関連する分野は、地球環境に優しい機械システムの実現に留まらず、人工関節や手術用機器の性能向上にも寄与します。
服部研究室
教授服部 友一
生体材料と医療技術の研究開発
医療機関や他大学と連携し、生体材料や医療技術の研究開発を行っています。材料の開発から、試験片の切削加工、試験機器による材料物性の評価、動物実験による生体親和性の評価まで、研究室で加熱炉や成型機、加工装置、試験装置、3D-CAD、3D-µCTなど様々な研究設備を駆使して、一貫して実施しています。また医療の発展に貢献するため、専門領域に拘らず、様々な分野の知識や技術を融合させ、問題解決に取り組んでいます。
赤堀研究室
准教授赤堀 俊和
チタン系材料と金属系バイオマテリアル
本研究室では、チタン系材料を用いた非鉄金属研究を行っています。
例えば、人工股関節に用いられる金属系バイオマテリアルには使用に対する信頼性を考慮し、高力学的特性および高生体親和性の付与が重要であり、合金設計、加工熱処理および表面改質処理を複合化させることでより良い材料開発を提案しています。
榎本研究室
准教授榎本 和城
バイオプラスチックとナノカーボン材料
原料を石油に依存しないバイオプラスチックの高機能化に取り組んでいます。カーボンナノチューブに代表されるナノカーボン材料や天然繊維との複合化によって高剛性・高強度でありながら環境に優しい材料を目指しています。摩擦損失低減と耐久性向上を実現する樹脂系トライボマテリアルの開発にも取り組んでいます。